どうも、ヒロキです。
今からもう10年近く前になりますが、僕は会社を辞めて、ニュージーランドにワーキングホリデー(ワーホリ)に行っていました。
期間は、2016年1月11日から2017年4月初旬までの約1年3ヶ月。
以前にも、ワーホリについてこんな記事を書きました。

この記事を書いた当時の僕は、「会社辞めてまで行って本当に良かった」と言い切っていました。
ただ、あれから時間が経ち、38歳・無職5年目になった今、改めて振り返ってみると、
得たものもあれば、失ったものもあるな
というのが正直なところです。
今回は、僕がワーホリをして得たものと失ったもの、そして今ワーホリに行こうか迷っている若い人へのメッセージを書いてみようと思います。
興味がある方はどうぞ。
僕のニュージーランドワーホリ体験をざっくりと
まずは、僕のワーホリがどんな感じだったのか、ざっくり振り返ります。
ちなみに当時は、ワーホリ中の日々をアメブロに書いていました。
最初に住んだのは、北島のロトルアという町。
間欠泉や温泉で有名な町で、日本人とKiwiの夫婦のお宅に2週間ホームステイさせてもらいながら、銀行口座やIRDナンバー(納税者番号)など、生活の基盤を整えました。
そこからは、ざっとこんな感じ。
- 北島のテプケでキウイフルーツのパッキングの仕事
- モトゥエカで初めてのWWOOF(農家さんのお手伝いをする代わりに、食事と宿をもらう仕組み)
- 南島のブレナムでチェリーピッキングの仕事
- 南島のクロムウェルでチェリーのソーティング(選別・パッキング作業)
- 現地で買った車で、キャンプしながら南島をひたすらドライブ旅
- 泊まりがけのトレッキング(Lake Waikaremoana, Tongariro National Park など)
ドライブ旅ではテカポの天文台に登ったり、ワナカやクイーンズタウンを巡ったり、ウェリントンで巨大なピザを食べたり。
でも、決して楽しいことばかりではなく、、
食あたりで2日間寝込んだり、インド人から買った車が壊れて廃車になったり、4日間のトレッキング中にトラブルで水が底をついて死にかけたり(湖の水で凌いだw)、外国人の友達と喧嘩したり、ニュージーランド(南島)で大地震に遭ったりと。
チェリーピッキングなんて、初日は1バケツ埋めるのに40分もかかって、ほとんど稼げなかったんですよねw
でも、今振り返ると、その全部がひっくるめて最高の思い出です。
ワーホリで得たもの
① 一生忘れられない経験と思い出
これはもう、言うまでもありません。
満天の星空、どこまでも続く大自然、旅先で出会った人たちとの何気ない会話。
ワーホリ中に出会った人は、総勢100人以上。
国籍も年齢も考え方も、みんなバラバラで、「こういう生き方もいいよね」とお互いを認め合える空気がとても心地よかったのを覚えています。
僕の今の生き方のベースとなる価値観はこの時に得られたと言ってもいい。
あの1年3ヶ月は、きっと一生忘れることはないと思います。
② 海外に気軽に挑戦できるようになった勇気
ワーホリに行く前の僕にとって、「海外」はちょっとハードルの高いものでした。
それが、ワーホリを経験してからは、
「まぁ、なんとかなるっしょ」
と思えるようになりました。
ここ最近も、ひとりでタイに約1ヶ月滞在したり、シンガポールやバリ島をひとり旅したりしていますが、
こうやって気軽に海外に飛び出せるのは、間違いなくワーホリのおかげです。
英語がペラペラになったわけでは全然ないけど(むしろワーホリ帰国後から退化し続けているw)、知らない土地でもカタコトの英語で何とか生きていける。
この感覚を手に入れられたのは、大きな財産だと思っています。
③ 自分でブログを始めたきっかけ
これは今だからこそ気づいたことなんですが、
ワーホリ中、僕は自分でサーバーとドメインを契約して、WordPressでブログを立ち上げていました。
今こうしてブログを書いているのも、間違いなくあの時のブログが影響していると思います。
また、僕だけでなく他のワーホリさんも、
自分の店を持ったり、海外移住で現地で仕事見つけたり、国際結婚したり、帰国後は全くの異業種に就職したりと、、
皆各々の人生を変えるきっかけやヒント、生き方を見つけているようでしたよ。
ワーホリは人生を変えるってよく言われますが、それをたくさん目の当たりにしてきたのであながち間違ってはいないと思います。
まぁ、僕はその後無職になるんですけどねw(←悪い方に変わった代表例w)
ちなみに、ワーホリ中に立ち上げたWordPressのブログ(ブログ名はKiwiスタイルでした)は現在、消去してありません。
やっぱり残しておけばよかったと今更ながら後悔していますw
ワーホリで失ったもの
① 会社員としてのキャリア
一番大きいのは、やっぱりこれです。
僕は国立大学を出て、大手企業に就職しました。
そのまま続けていれば、それなりに安定した会社員人生を送っていたはずです。
でも、ワーホリに行くために会社を辞めたことで、そのキャリアは完全リセット。
帰国後はまだ20代だったので全然正社員としてやり直しの効く時期でしたが、ワーホリで自由な生き方に目覚めてしまった僕は、、
結局、自由のきくアルバイトを転々として、、
気づけば今は無職5年目のおじさん爆誕ですw
ワーホリのせいだけではないけど、ワーホリが人生の大きな分かれ道だったのは間違いありません。
② もしかしたら結婚できていたかもしれない、そのチャンス(笑)
これは半分冗談、半分本気ですw
あのまま会社員を続けていたら、もしかしたら今ごろ結婚して、家庭を持っていたのかもしれない。
…と、たまに思うことがあります。
まぁ、それはワーホリのせいにしちゃいけない気もしますけどね(笑)
今、後悔しているか?
正直に言うと、半々です。
一生物の思い出を手に入れられたと考えれば、間違いなく行ってよかった。
でも、今こうして無職をやっていると、
「あの時、会社員を続けていればよかったのかな」
と後悔する瞬間も、正直あります。
ただ、ワーホリには年齢制限があって、基本的に30歳までしか挑戦できません。
もしあの時行かなかったら、きっと僕は「あの時ワーホリに行っておけばよかった」と、一生モヤモヤしていたと思うんです。
やらずに後悔するなら、やって後悔したい。
そう考えると、結果的には「やってよかった」と思っています。
たぶん、、笑
死ぬ前に病院のベッドで振り返った時
いつか自分が死ぬ前、病院のベッドで人生を振り返る時が来たとして。
その時に思い出すのは、会社で過ごしたはずの1年ではなく、
ニュージーランドの大自然の中で過ごした、あの1年3ヶ月だと思います。
「あの時のワーホリ、楽しかったな。やっておいてよかったな」
きっと、そう思うはず。
もちろん、会社で過ごす日々も楽しいかもしれません。
会社にいながら海外出張で各国を転々としていたかもしれないし、それが一生物の思い出になるかもしれない。
仕事仲間から合コンに誘われて、そこで運命の人と出会い結婚するかもしれない。
その経験も良い思い出として心には刻まれることでしょう。
ただ、それはあくまで可能性だし、今更「かもしれない」理論を語ったところで意味はないので、、
今ある現実を受け入れた上で、いつか死ぬ直前になった時にワーホリの楽しかった思い出が走馬灯のように頭を駆け巡り、
「もう悔いはないのじゃ」
と言いながらあの世に行けたらいいな、
というのが僕の密かな願いですw
これからワーホリに行こうか迷っている人へ
最後に、今ワーホリに行こうか迷っている若い人に、僕なりのメッセージを。
正直、僕のようにはなってほしくないです(笑)
ワーホリから帰ってきて、キャリアを立て直せずに無職…なんてことにならないように、
- 帰国後にどんな仕事をしたいか、ざっくりでいいので考えておく
- 会社に休職制度があるなら、辞めずに行く方法も検討する
- 帰国後しばらく暮らせるくらいの貯金は残しておく(ワーホリで稼ぎまくる)
このあたりは、行く前にちょっとだけ考えておくといいと思います。
でも、それでも。
もし、、心の中に少しでもやってみたいという気持ちがあるのであれば、
やらずに後悔するくらいなら、どんな結果になろうとも挑戦してほしい。
ワーホリは、若いうちにしかできない挑戦です。
仕事は後からでもやり直せるけど、時間は戻ってきません。
たとえその結果、僕みたいに無職になったとしても、極端な話ホームレスになったとしても、
死ぬ前に「自分の選択に納得できた」と思えるなら、
(あくまで個人的にですが)その人生は成功だったと言えるんじゃないかなと、僕は思っています。
まとめ
今回は、僕がニュージーランドでワーホリをして得たものと失ったものについて書きました。
得たもの
- 一生忘れられない経験と思い出
- 海外に気軽に挑戦できるようになった勇気
- 自分でブログを始めたきっかけ
失ったもの
- 会社員としてのキャリア
- もしかしたら結婚できていたかもしれない、そのチャンス(笑)
後悔しているかと聞かれたら、半々。
でも、やらずに後悔するより、やって後悔した方が、僕は納得できると思います。
もしワーホリに行こうか迷っている人がいたら、この記事が少しでも背中を押すきっかけになれば嬉しいです。
それではまた次回の記事で。
バーイ!


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