無職になって2年以上が経ったので、感じたことを書きます

どうも、ヒロキです。

私め、2022年の年明けから完全な無職になり、はや2年以上が経過しました。

いや、厳密に言えば無職ではなくブロガー(一応YouTuberもやってます)なんですが、月収が小学生のお小遣いレベルしかないのでほぼ無職というわけですw

(少なくとも、今の世の中の常識からしたら無職に見えると思います)

あぁ、気づけばもう35歳、今年の8月にはもう36歳になります。

特に目立ったスキルがあるわけでもないので、内心「ヤバイなぁ」「このままで大丈夫なのか」と思っている今日この頃。

そんな僕の今のリアルな心境を書いてみようと思います。

目次

そもそも無職になった経緯

ちょいと長くなるのでご覚悟を(飛ばしてもらっても構いません)。

プロフィールでもざっくりとした経歴は書いていますが、

28歳で会社員を辞めてからニュージーランドへワーホリしに行き、

帰国後の約5年間は日本各地の派遣やバイト、季節労働を転々としていました。

(僕がやっていた季節労働は野菜やフルーツの収穫、選別などがメイン)

特に季節労働はワーホリ中もやっていたので、あまりストレスを感じることなく続けられました。

また、同じく5年間の間にブログもいくつか運営していて、

3年目くらいだったかな、ブログだけで最高月収25万円くらい行ったこともあります。

(一応証拠↓)

グーグルがGoogle Adsense、その他はアフィリエイト広告(ASP)からの収入

当時はブログと季節労働という2つの収入があったこともあり、精神的にかなり安定していました。

しかし、2020年にコロナショックがやってきて、状況が一変しました。

僕の稼ぎ頭だったブログ(海外旅行系のブログ)のアクセスが激減し、それに伴い収入も激減。

ブログ収入に一番貢献していたアフィリエイト広告の広告主がコロナの影響で撤退してしまったため、実質再起不能となってしまいました。

幸い他にも月収数万円くらい稼ぎ続けてくれるブログがありましたが、僕はこの辺で今までのブログ運営に疑問を持つようになりました。

僕は元々、趣味でブログ書いてただけですし、まさか月収20万円まで稼げるようなブログに成長すると思っていなかったので、

途中から「お金」に目が眩んで欲が出てしまい、

当初僕がブログを運営する理念「楽しみながらブログを続ける」を完全に無視するようになってしまいました。

「どうやったらアクセス数稼げるか」

「どの商品の広告が稼げるか」

いつしか、「僕が書きたい記事」ではなく、「稼げる記事」を書くのが目的になってしまい、

心の中のモヤモヤが膨れ上がって行きました。

一応、2021年末までは騙し騙しブログ運営を続けましたが、最終的に僕は覚悟を決めました。

全てを捨てる

という覚悟を。

そして同じ時期、個人的に楽しいと感じていた季節労働も、このまま続けることに疑問を覚えるようになりました。

季節労働は基本的に肉体労働だし、特に男性だと腰にくるような作業が多いのが現状。

僕は腰が弱い方なので、「このまま続けて腰を痛めたらどうしよう」という不安が常にありました。

実際、職場の同僚で僕より若いのにヘルニアになってしまった人も少なくありません。

自分の大切な体、こんなところで壊したくない。。

それに、季節労働も5年と続けると、当初感じていたワクワクとか楽しさというものがだんだんなくなってきました。

むしろ、

「このまま季節労働続けて、もし体壊したらどうしよう」

「何のスキルも身につけずに、一生季節労働で生きていくのはヤバいんじゃないか」

といった、漠然とした不安の方が大きかったです。

以上の経緯から、2021年末の「みかん収穫アルバイト」を最後に、

僕は季節労働を引退し、今まで培ったブログ(収入激減したけど月に数万円の稼ぎはあった)を全て削除しました。

つまり、一旦すべてを捨てたというわけです。

その後は「何かスキルを身につけなきゃ」と思い、プログラミングを独学で勉強しました。

その成果をブログに書いたりもしました。

(プログラミング用のブログはこちら↓)

https://plog.kobacchi.com

あわよくばプログラミング系のお仕事(リモートで)ゲットできないかなぁ、と淡い夢を期待していましたが、

そんな夢のお話はありませんでした。

まぁ、そもそも就職のための行動をしていませんし(笑)、

もし仮にITエンジニアとして再就職したとしても、年齢の問題もあるし、

一番の問題は、超絶人見知りで社会不適合者の僕が、会社組織(特にオフィスワーク)に向いていないという点。

28歳のときも同じ理由で会社辞めたので、再就職しても間違いなく辞めていたでしょう。

結局、僕は中途半端なスキルを身につけただけに終わり、その後も特に就職したりバイトしたりせず、

気づけば35歳独身スキルなし無職3年生が爆誕しただけでしたw

無職になって2年、感じたこと

2022年1月から無職になり、今日で2年4ヶ月目。

そんな僕が、この無職の2年4ヶ月で感じたことを話したいと思います。

まず、思いつく限りで無職生活について感じたことを箇条書きにしますね。

  • 毎日が日曜日
  • 好きな時(平日)に買い物や旅行ができるのは最高
  • 通勤ラッシュとは無縁
  • 会社の人間関係のストレスから解放されて最高
  • お金が減っていく不安
  • 人との関わりがなくて寂しい
  • どんどん自信がなくなっていく
  • 日々、漠然とした不安がやってくる
  • 自分って何者なんだろう?

ざっとこんな感じです。

見ての通り、良い面もありますが良くない面も多いです。

まず良い面ですが、皆が思うように「毎日が日曜日」のような感覚です。

混雑しない平日の日中に買い物ができたり、旅行も混まないオフシーズンに行けたりするので、

その点は時間の自由が効いて最高だと思います。

僕の大嫌いな通勤ラッシュもありませんし、職場の人間関係のストレスからも解放されるので、

そういった面では良いことずくめです。

しかし、無職は良いことばかりではありません。

むしろ、無職は続ければ続けるほど良くない面が浮き彫りになってきます。

無職を続けてまず真っ先に思うのはお金が減り続ける不安でしょうか。

厳密にいえば僕にはわずかな収入はありますが、月収が小学生のお小遣い程度なので普通に生活していれば圧倒的に減り続けますw

幸い僕の実家はお金には恵まれていますが、お金持ちのように「一生お金に困らない」というわけではありません。

少なくとも、今のペースで使い続ければ十数年後にはなくなってしまうかもしれません。

どれだけお金があっても、お金が減り続けていくのは不安でしかありません。

ただ、お金に関しては最悪また仕事をすれば良いですし、いざとなったら行政を頼ればなんとかなるでしょう。

それよりも、僕が無職になって一番痛感したデメリットは、

人との関わりがないこと、これに尽きます。

一応、僕は今実家に住んでいるので、家族との関わりはあります。

が、新しい人との交流はないし、ましてや女性との出会いなんて皆無ですw

大学時代の友達も皆仕事してるし、8割型結婚しているので、

だんだん話が合わなくなり疎遠になってしまいました。

今の僕には友達と呼べる人はほぼいません。

もちろん、無職でも陽キャばりに積極的に人に話しかければ友達ができるかもしれませんが、

陰キャの僕には到底できませんw

それに、人との関わり、もっと大きな括りで社会との関わりがなくなると、

だんだんと自分に自信が持てなくなるんですよね。

自信がないから人と会うのが怖いし、どうせ自分なんて誰にも必要とされない、

よりによって異性からモテるはずないと自己卑下する。

その結果、どんどん引きこもるようになり、より自信がなくなっていくという負のループ。

最終的には、

「僕って生きていていいのだろうか」

とさえ思うこともあります。

僕に限らず人間というのは、多かれ少なかれ社会との関わりがあるから自分を保てるのだと思います。

それがリアルな社会であろうと、SNSなどを通したバーチャルな社会であろうと同じです。

「誰かと繋がっている」

という感覚が、自分に自信なり生き甲斐を与え、自分という人間を保てる。

もしその繋がりが断たれたら、よっぽどメンタル強い人間でない限りどんどん病んでいくと思います。

僕はまだ家族という話し相手がいるのでなんとか保っていられますが、

家族さえいなかったら今の自分はどうなっていたのだろう?とゾッとします。

毎日ストレスフルな社会人生活を送っている人にとって「無職」はユートピアのように思いますが、

無職を2年経験した僕から言わせると、無職こそディストピアだと思います。

(学生、会社員、派遣、アルバイト、個人事業主、無職を全て経験してみての僕の個人的な感想です)

少なくとも、何かしらの形で社会と繋がっている学生、会社員、パート・アルバイト、自営業、仕事はしていなくても地域の人と繋がりがある、

そういった人は「無職で社会との繋がりが全くない人」よりはまだマシなのかなぁと思います。

人との繋がりがないのはどれほど孤独なことか、

今はそう痛感しております。

今後も無職は続けるのか?

無職はこれほど辛い、というお話をしておいてなんですが、

今後もしばらく無職を続ける予定です(←おいw)

というのも、今のところ「これやりたい!」「ワクワクする!」と思うような仕事がないからです。

社会との関わりがないといっても、僕にはブログやYouTubeという媒体があります。

今後は無職を続けつつ、ブログやYouTubeを通して社会(人)と繋がっていけたらと考えています。

ぶっちゃけ、ブログのアクセス数はそんなにないし、YouTubeもチャンネル登録者数そんなにないですが、

過去にブログで稼いだ経験から、続ければ必ず見てくれる人が増えるのはわかっていますから、

今は耐え時だと割り切り、ひたすら続けるのみです。

それに、この「無職独身男の葛藤」をブログなりYouTubeなりで発信し続けたら、いつか振り返った時に面白いコンテンツになると思うんですね。

「こんな時期もあったなぁ」

と懐かしむためにも、そしてネタ作りのためにも、

あえて無職続けて葛藤しまくろうと思いますw

この無職の葛藤が、いつか同じような境遇の人の心の支えになるかもしれませんしね(たぶんw)。

そんなわけで、今回はこの辺で。

最後まで読んでくれたそこのあなた、サンキューベリーマッチョ。

またこんな感じの記事テキトーに書こうと思うので、次回の更新もお楽しみに。

ではでは〜。

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この記事を書いた人

愛知出身の36歳独身男。28歳までは大学院→大手正社員と順調でしたが、通勤ラッシュや人間関係のしがらみが嫌になり退職。それからはニュージーランドでワーホリしたり、日本各地で季節労働したり、今は無職のブロガーやYouTuberやりながら好きに生きています。やりたくないことは頑張らずにゆる〜く生きる、そんな僕の生き様をブログで発信しています。

コメント

コメント一覧 (2件)

  • youtube拝見しました。普通に編集上手で面白いです!!お久しぶりに更新していただきたいと思っております。

    • ありがとうございます。
      そう言っていただけると嬉しいです!
      実はつい先週、地元の山に登って撮影してきたので、近いうちに動画出そうと思っています。
      それまでぜひお楽しみに。

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