こんにちは、ヒロキです。
僕が全く働かなくなってからもう間もなく4年になります。
無職になるきっかけは2022年の年始。
突然「働く」ことに意味を見出せなくなり、今まで自分が何のために働いていたのか、
そもそも自分は何のためにこの世に生まれてきたのか分からなくなり、、
自分を見つめ直すために一旦、世間のいう「仕事」から遠ざかってみようと思ったことから始まりました。
本来なら気軽に無職という選択はできないのですが、僕の場合実家が裕福なお陰で4年間も無職をやらせていただくことができました。
そして、4年間無職をやってみて一つ、気づいたことがあります。
それはタイトルの通り、
「忙し過ぎるよりも、暇過ぎる方が辛い」
ということ。
一応この4年間、無職なりに色々と活動はしていました。
プログラミングで自作アプリ作ってみたり、その忘備録ブログを運営してみたり、YouTube始めたりと。
このまま何もしないのは申し訳ないという気持ちもあったし、将来食いっぱぐれないよう今のうちに何かスキルを身につけておきたいという気持ちもあり、
自分ができそうなことを色々と試したりしていました。
しかし、裕福な家庭ゆえに「まだ大丈夫」という甘えがどうしても生まれ、どの活動も本気になれないのが正直なところ。
「YouTubeで登録者10万人達成するぞ!」
とか、
「将来は自分の会社作るぞ!」
とかいった強いバイタリティもなく、ただ何となく日々を過ごしてしまっている自分がいる。
そうなると結局どうなるかというと、ブログやYouTubeの活動は気が向いた時にしかやらなくなるので、
結局1日のほとんどの時間は暇になるわけです。
体感で言うと1年のうち8割くらいは何もすることがない、つまり暇ですw
今現在、暇すぎて暇すぎて震えていますw
こんなこと言うと羨ましがられるかもしれませんが、これだけは断言しておきます。
「暇って想像以上に辛いぞ!」
って。
これでも僕は大学院出て3年間社会人を経験しているので、忙しい時期というものを経験はしています。
特に社会人2年目の頃。
「将来、今の会社にずっと勤め続けるのはリスクだから、何か手に職つけよう!」
とか調子こいた理由をつけて副業(という名のネットワークビジネスw)をやっていたころなんかは、仕事が終わったらビジネスのミーティングに参加したり、土日もフルで活動したりとかなり忙しくしていました。
ひどい時は1日の平均睡眠時間が3時間の時もありました。
確かに、忙し過ぎる時期は精神的にキツかったし、いっそ会社辞めたいと思ったことも度々ありました。
でも、当時を振り返ってみると、
忙しくて辛かったけど、人との関わりやプライベートでの交流もあったので、何だかかんだで楽しかったなとも思うんですよ。
今だからいえますが、「忙しい」か「暇」かどちらが辛いか?って聞かれたら、僕は迷わず「暇」な方と答えます。
突然ですが、鬱病の患者数を年代別に見たとき、最も多いのはどの年代だと思いますか?
これ調べてみて驚いたんですが、最も鬱病の多い年代はなんと65歳以上だそうです。

次点で多いのが40代とのこと。
40代だと仕事や家庭のストレスで鬱病になる、というのは何となく想像つくと思いますが、、
定年退職して仕事とは無縁になる人の多い65歳以上が、最も鬱病が多いって意外って思いますよね。
じゃあ、なぜ65歳以上になると鬱病が増えるのか。
それは、仕事を辞めて自分の役割を失ったり、社会(人)とのつながりがなくなってしまうことによる、一種の喪失感によるものだそうです。
主婦の場合だと子供が独立して家を出ていってしまったことによる喪失感、寂しさが鬱の原因になる可能性があるんだとか。
このデータを見て、僕もすごく共感する部分があります。
無職でずっと暇していると社会から孤立し、自分なんて生きている価値がないんじゃないかと思い込むようになる。
孤独なら人に会いに行けばいいじゃんって思うかもしれませんが、無職で家に引きこもっていると極端に自己肯定感が低くなるので人に会うことすら怖い。
人に会うのが怖いからより社会から孤立し、自分への無価値感が増す。
まさに負の連鎖。
こうした負の連鎖の先に鬱病が待っていたりするわけです。
もちろん、過度の忙しさでも精神を病みますし、最悪鬱病になるリスクもあるので「忙しいから良い」とは言えませんが、
「忙しい」か「暇」かで言ったら、間違いなく「暇」の方が僕はキツいと思います。
だから最近はこの「暇」な状況から抜け出したいな、とは思っていますが、、
さてどうしたものか。
もういっそのこと、家の財産がなくなっていよいよ働かないとヤバい!って状態にまで追い込まれてくれれば、
それこそ僕は重い腰を上げて社会復帰を果たすかもしれません。
まぁ、それは極端な話ではありますが、ひとまずはこのブログを毎日更新することで多少は自分を忙しくしてみようかなと、
まずは小さなことから始めてみようと思います。
ということで、本日は以上。
ではまた。


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